断捨離。
- キクチテッペイ
- 2017年4月27日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
私事ではありますが、最近引越しをしました!
新居に越すにあたり一つだけ前々から憧れていたことがあったんですが、それが『ミニマリスト』への憧れ。
ミニマリストとは、必要最小限を意味する言葉であるミニマルから誕生し、必要最小限を目指す手法であるミニマリズムを行う者をいうそうです。
難しい話はさておき、僕がこの考えに魅力を感じたきっかけがとある映画でした。
『365日のシンプルライフ』
フィンランド人の若者”ペトリ”が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活。
監督・脚本・主演を務めたペトリ・ルーッカイネンの実体験から生まれた「とにかくやってみよう!」のアイディアが、映画という形になったものです。
登場する家族や友人は全てホンモノで、ペトリを中心とするリアルな人間関係と日常生活に起こるドラマが、北欧ジャズシーンをリードするティモ・ラッシーのサックスに乗って、軽快に綴られていく言うなれば”日記”のような映画です。
2013年のフィンランド公開時には、多数の“実験”フォロワーが生まれ、若者の間で一大ムーブメントとなったそうです。
ルールは簡単で、自分の持ち物全てを貸し倉庫に預ける、倉庫から持ち出すのは1日に1個、1年間継続、1年間何も買わないという四つのルール。
この映画をみて、物が人を幸せにするのではないといことと、物や情報に溢れたこの時代で自分が物欲や情報量の多さに溺れているなと感じました。
ミニマリストへの憧れは次第に強くなっていきましたが、さすがにペトリと同じ条件でとはいかないもので、、、、、
とりあええず今回の引越しを機に、”断捨離”から始めてみることにしました。
いやぁ、難しいものですね。
今まで所有していたモノたちには、それぞれ愛着や思い出もあるし、これはいつか使うかもなんて思いをふり切りながら心を鬼にして取捨選択する。
もともと所有物が多い方ではない僕ですが、これが思っていた以上に不必要なものが多いことに気付き、ペトリの”実験”の極端な徹底ぶりに感服いたしました。
無事断捨離を済ませ新居に越したのですが、いざ運び入れてみると意外なほど「多いな」と感じてしまいました。
ただ、シンプルに生活することやモノの少ない生活は以外と快適に感じたのが意外でした。
今の僕の部屋はまだ棚などもないし、当然テレビも買っていません。
それでもニュースなどの必要な情報はスマホがあれば入ってくるわけだし、スマホ持ってる時点でペトリより情報や人とのコミュニケーションをとる手段も多いし。
結局のところミニマリストにはなれていないのでしょうけど、ものや情報過多の生活からちょっとだけ解放されたような気がして生活自体はシンプルになっていってると思います。
まだまだモノを保有し、物欲の多い僕ですがミニマリズムという考え方は今の時代だからこそ必要なのではと思った今日この頃でした。
きっかけとなった『365日のシンプルライフ』も面白い映画なので興味のある方はぜひご覧になってみてはいかがでしょうか!

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