そのクセや広がり、パサつきの理由は?
- キクチテッペイ
- 2017年2月28日
- 読了時間: 3分
こんにちは!代々木上原 DENALI HAIRの菊地です!
今日のブログのお題は『クセ、広がり、ダメージ』についてです。
特にご新規のお客様から多いオーダーなんですが、毛量の多さやクセで広がることを理由に「すいてください」と言われます。
毛量が多い、広がる、クセが出るといった理由で皆さんも美容室でそんなオーダーしたことありませんか?
でもこれって本当にお客様の『髪質』のせいなんでしょうか?
確かに、髪の毛をすくメリットとしては毛量が減るのでとても軽やかに感じるし、カット直後は毛量が減ることで広がりを感じなくなりますよね。
では逆にすくデメリットを挙げると、カットして数日後から「クセが出やすくなる」「パサつく」「広がる」なんて経験あるんじゃないでしょうか。
でもそれが”カット”が原因だったらどうでしょか?
もちろん毛量や、クセの強弱なんかはお客様それぞれあるはずです。
これは決して『すく』と言う行為が悪いわけではないんですが、すくと言うのは髪と髪の間に短い毛を作り隙間を作るということです。
そして数日後にその『短い毛』が起き上がってきて全体の髪を押し広げて、結果的に『広がる』原因となってしまいます。
また隙間を作ったことで、髪の毛一本一本が自由に動いてしまうことで『クセ』が出てしまいます。
カット一つでうねりや広がりでツヤを失ってダメージを受けてしまう。
僕たちDENALI HAIRでは、いくつかの特別な技術によってこの悩みに対処しています。
僕たちはカットでほぼすきません。(男性の短髪やスタイル上必要な場合を除いては)
それは、お客様一人一人が持つ生え方や、髪の毛が自然と落ちる位置を見極めてカットすることによってバランスや似合う位置を決めたりします。
そこで僕たちはカットに”レザー”と言うカミソリ状の道具を使用します。
このレザーによって柔らかい質感を出したり、すかずに毛量調節を行うことができます。
DENALI HAIRではホームページにヘアスタイルを載せていません。
それは、モデルさんを切って、ブローして、アイロンで巻いて、ワックやスプレーでスタイリングしたものを撮影した”一瞬の良さ”に疑問を感じたからなんです。
そこで髪質や自然な生え方を見る、レザーカットをベースにすかない、ブローを必要としないドライ方法という技術で、お客様ができるだけ楽に、かつ良くなるようなカットをしています。
カットををベースにハンドドライという手法をすることによって、まとまりや艶が出やすくなりますし、ダメージもなくしていけるというわけなんです。
だいたいお客様が美容室にいらっしゃるのは多くて月一回と考えてみると365日−12日=353日。
その『353日』の日常を気持ち良く過ごしてもらいたい。
そんな気持ちで日々お客様と向き合っています。
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