チャールズ・ブコウスキーというヒト。
- キクチテッペイ
- 2017年4月8日
- 読了時間: 2分
今日はこの方を。

ヘンリー・チャールズ・ブコウスキー(Henry Charles Bukowski, 1920年8月16日 - 1994年3月9日)はアメリカの作家、詩人。
彼はイケメンでもなく、お金持ちでもなく、お洒落でもなく、ジョークの達人でもありませんでした。
彼は、専業作家としてやっていけるようになる49歳まで、飲んだくれで、肉体労働者だったそうで遅咲きでした。
毒気の効いたユーモアと反骨精神に溢れた作品は、世界中に多くの熱狂的なファンを生み出しました
彼は世界中でカルト的人気を誇り、ショーン・ペンやU2のボノなど数多くのアーティストに計り知れない影響を与えたと言えます。
僕もその一人で、初めて読んだ著作は自身の20代の頃の生活を元に書いた半自叙伝的小説でした。
彼の小説ではお馴染みの自信をモデルにした「チナスキー」が職に就いてはすぐに辞め、バーで出会った女と刹那的な関係を繰り返し、安宿から安宿へと酒を片手にアメリカ全土をふらつき回るという内容でした。
これほど粗野で下品な文章だけで書かれた小説を読んだのは初めてかもしれない。
彼の著作は何かを美化したり、オブラートに包むような表現はなく素直で正直。
でもそこが面白い、それだから面白い。
もし彼の作品を目にする機会があれば一度は手にとって、数小説でも読んでほしいと思います。
彼はイケメンでもなく、お金持ちでもなく、お洒落でもなく、ジョークの達人でもありませんでした。
彼は、専業作家としてやっていけるようになる49歳まで、飲んだくれで、肉体労働者だったそうで遅咲きでした。
彼の墓には『「DON'T TRY(頑張るなよ)』と書かれています。
頑張りはしないが、自分が信じたものに対しては絶対に妥協しなかったブコウスキー。
でも、TRYして失敗した人にしかこんなに強い言葉は表現出来ないですよね。
ブコウスキーの詩は、おかしくて、悲しくて、時にゾッとするくらい直球ですが、優しさがあり、読むと最終的には何だか元気が出ます。
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