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阿部和重というヒト。

  • キクチテッペイ
  • 2017年2月18日
  • 読了時間: 3分

僕はわりかし”本を読む”ことが好きな方で、決して作家や文学に精通している”文学少年”と呼べるようなものではありません。

もっとも根本的に”少年”と呼べる年ではないですが、、、

そんな僕が興味を引かれる小説家がいます。

失礼ですが、初めは阿部さんの名前すら知らず、以前書いたブログ『アメリカの夜』の作者で、今でもとても強く印象に残っている作品の一つである『インディヴィジュアル・プロジェクション』の作者であるという偶然のつながりで知りました。

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阿部 和重(あべ かずしげ、1968年9月23日 - )は、山形県東根市神町出身の小説家、編集者、映画評論家。

テロリズム、インターネット、ロリコンといった現代的なトピックを散りばめつつ、物語の形式性を強く意識した作品を多数発表されています。

以下、wikipediaからの引用になります。

  • 『メンズノンノ』2007年3月号の中で、阿部は「わたしのおすすめ本」と題して『抄訳版 失われた時を求めて』と『神聖喜劇』を挙げているが、いずれもデビュー作で取り上げられた小説であった。

  • 好きな女優はキャメロン・ディアス。

  • 一時「好きなアイドルは後藤真希」と公言する。芥川賞授賞式では道重さゆみ(モーニング娘。)が得意とする“うさちゃんピース”のポーズを決め、「モーヲタ」たちの話題となった。今は後藤真希の件はあまり触れなくなった。

  • テレビアニメ版『カードキャプターさくら』のファンを公言し、『ニッポニアニッポン』では同作品の主人公の名前をもじった「本木桜」を、またテレビアニメ『おジャ魔女どれみ』のヒロインの一人・瀬川おんぷをもじった「瀬川文緒」を登場させている。

  • 漫画家榎本俊二は映画学校時代の後輩。この縁で榎本の『GOLDEN LUCKY』第2巻にミサイル役で実写出演している。

  • 妻は作家の川上未映子。2011年10月に婚姻届を提出、史上初の芥川賞作家同士の結婚として注目を集めた。阿部は2008年8月、川上は2010年10月にそれぞれ別の配偶者と離婚しており、ともに再婚である。2008年10月に東京都内で行われた文芸誌『早稲田文学』のシンポジウムで知り合い、2011年1月から交際していた。

ざっとこれだけでもアクの強さというか、独特の世界観が作品に及ぼす影響を感じられずにはいられません。

僕の中での”阿部和重”の印象は、『ものすごく尖った、鮮烈な、狂った登場人物』を『ものすごく綿密に、形式的に、計算された』作品にする方だなと。

とにかく計算されたぶっ飛び方をしているのかなと。

アクが強い作品が目立ちますが、群像新人文学賞(1994年)、野間文芸新人賞(1999年)、伊藤整文学賞(2004年)、毎日出版文化賞(2004年)、芥川龍之介賞(2005年)、谷崎潤一郎賞(2010年)、などの受賞歴からもわかるように”実力派”であることは間違いないので機会があれば是非読んでみてはいかがでしょうか?

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