マーク・ゴンザレスというヒト。
- キクチテッペイ
- 2017年2月5日
- 読了時間: 2分
スケートボードをやった経験がある、もしくはストリートカルチャーに興味がある方はご存知の方も多いと思います。
マーク・ゴンザレス:90年代以降スケートカルチャーを牽引し、現代のニューヨークアートシーンにおいて巨匠と称される存在。
僕の中でスケートシーンにおいて彼の存在は別格で、かっこいい技や難しいトリックを繰り出すというより子供のようにスケートボードを楽しみ街と一体となるような。
そんな彼はアート方面でも多彩な感性を発揮し、ウォーホル、バスキア亡き後のニューヨークアートシーンは彼が牽引しているなんてことも言われたりして。
そんなマークですが実は度々来日していてスケートしたり、アートエキシビジョンを開いたりと結構親日家な印象があります。
僕も数年前彼が原宿の小さなギャラリーで展示会をやるというので行ったことがあり、その時に忘れられない体験をしました。

”NON STOP POETRY"
彼が20年にわたり発表してきた作品をまとめた作品集。400ページを超える同作品集は、世界限定2000部で一説によると日本では200部しか発売していないという。
彼の自由で豊かな表現と、独特でありながら優しい色彩感覚溢れる作品にはファンも多いハズ。
2014年、彼がこの作品集を発表し展示会並びにサイン会で来日した際にたまたま休みだった僕はもちろん並びました。
列をなしサインをもらいそそくさと帰る人たち。
運良く作品集を手に入れサインをもらい天にも昇る思いの僕はこともあろうか彼と写真撮影した上に話しかけてみることにしました。
つたない英語で「あなたのデッキ(スケートボードの板)に乗って練習してるんです!」
伝わったか心配でした、、、
が、すぐに彼は笑顔で「Oh! Have a nice cruising!」
あぁ、なんて日だ、、、
憧れの一人に会えた上に一言でも会話できた、、、涙
想像以上の彼の気さくで優しい雰囲気、憧れの人に会えてしまったという満足感で人生の中で忘れられない1日になりました。
そしてこの作品集、我が家の家宝となることでしょう。
皆様も是非彼の作品を見る機会があれば彼の人柄を感じて欲しいなと思います。
映像は彼が来日中のもので本当にスケートボードを楽しんでる様子が感じられる映像です。
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