糧。
- キクチテッペイ
- 2017年1月27日
- 読了時間: 2分

美容師をしていて思うことがあるんです。
僕の祖父は理容師だったのですが、いわゆる街の床屋さんてこともあり、お客さんはご近所の方々。
永年同じ土地で仕事を続けているので、ものすごく地域に根ざしていて、やはり同じようにお客様は長年通ってくださっていました。
でも近所だから長く通うのでしょうか?
狭い町内に幾つかの理容室、美容室がある中で祖父を選び通い続けてくださっていたお客様。
僕たち理・美容師は”サービス業”であると同時に”職人”であるべきだと思うんです。
接客や人となりで気に入っていただく、技術で満足してもらう。
先日、お客様にすごく嬉しいお言葉をいただきました。
「一生ついていきます!」と。
お店が変わっても菊地さんについていきますよーとか、ごくたまに言われるのですが、それが僕らのモチベーションになり、美容師としてやっていく”糧”になるんです。
実際やっぱり一生となると物理的な問題だったり、今後の心境の変化とかいろんなことで、そんなお言葉をくれたみんながみんなずっと担当させていただけるとは思ってもいません。
だけどやっぱり嬉しいんです。
自分なりに一生懸命やったことや想いがお客様に伝わって、そんな言葉をいってもらえる。
恥ずかしいので直接はなかなか言えませんが、僕はお客様みんなに対して『一生担当させてください!』と思ってます。
いつも気にかけて応援してくださるお客様や、言わずとも少からず僕に髪の毛を任せてくださるお客様。
いつも来てくださるお客様や、友人達に感謝ですね。
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