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herという映画。
- キクチテッペイ
- 2017年1月17日
- 読了時間: 2分
先日、スパイク・ジョーンズ監督作品の『her/世界で一つの彼女』という作品を見ました。

『マルコビッチの穴』『かいじゅうたちのいるところ』などで知られる監督スパイク・ジョーンズの本作。
作品の舞台は近未来のロサンゼルス。ガジェットはいまより少し進歩し、高度な音声認識ソフトとイヤーピースで自在に音声入力ができるようになった時代。
主人公のセオドア(ホアキン・フェニックス)は家族や恋人への手紙を代筆する仕事を日々こなしている。1年前から別居中の妻キャサリンから離婚を迫られ鬱々とした毎日を送っている。
ある日セオドアは、最新型のAI型OS「OS1」の広告を目にし、購入、早速インストールする。
そのOS「サマンサ」(声で出演するのは、スカーレット・ヨハンソンだ)はセオドアと会話し、さまざまな知識を仕入れ徐々に成長。
感情のようなものも芽生え、戸惑っていたセオドアも徐々にサマンサと心を通わせるようになる。
やがて、人間とOSながら2人の間には恋愛感情が芽生え、肉体が存在しないという障壁を乗り越えて愛を育んでいくことになり、、、
言ってみれば恋愛物とSFの合わさった感じなんですが、妙にリアルというか。
決して遠くはない未来、もはや今の時代ならSFと呼ぶには身近すぎる世界観に引き込まれてしまいました。
AI(人工知能が)が、人間を超える時代がすぐに来ると言われていますが、こんな方向なら無しじゃないのかな、なんて思いが湧いてくる作品です。
興味のある方は是非!
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